にきびがひどい!肌再生で大人ニキビをつくらせない

ニキビが炎症して生じる色素沈着やデコボコした瘢痕をニキビ跡と一般的にいわれています。これは悪化した炎症に紫外線などで肌細胞の変性がおこり皮膚が陥没しクレーター状のニキビ跡になります。

肌再生でにきびがひどいをセルフケア

ニキビ跡が沢山残る肌は複雑なニキビ跡が絡みあっています。一般的にニキビ跡はお肌の深いところまでダメージを及ぼしています。

そのためお肌の表面だけのケアには限界があります。

ニキビ跡はお肌の深層からケアをしていくことが重要になります。

ホームケア定番のひとつグリコール酸
グリコール酸を含有する化粧品は肌再生を促進するホームケアとして知られています。

肌表面の余分な角質を取り除く効果があります。

ニキビ菌の抑制や開いた毛穴の引き締めに作用します。

一時的なピリピリ感があったり人によっては刺激感が続く人もいます。

グリチルリチン酸2k(ジカリウム)は敏感肌対策化粧品の成分
炎症をやさしく抑える作用とニキビを防ぐ効果があります。

洗浄力の強い洗顔料
洗浄力が必要以上に強い洗顔料などを使用していると、

一見汚れが落ちて綺麗に見えても、お肌を保護するために必要な皮脂も汚れと一緒に落としてしまい、

それが原因でお肌に角質が溜まってしまいます。

古くなった角質が溜まったゴワゴワしたお肌では、どんなに良い美容成分でもお肌に浸透していきません。

 

日頃の肌の適切なケアとは
肌の保湿機能やバリア機能を低下させないことです。

そうすることで新陳代謝が正常におこなわれます。

この肌機能のターンオーバーのサイクルは28日と言われていますが、毎日おおよそ午後10時から午前2時の眠っている時に成長ホルモンの分泌が盛んになり新陳代謝が行われています。


「睡眠」とお肌の関係
睡眠中は肌にとって大事な成長ホルモンが分泌されます。その働きは、新しい肌細胞の生産や免疫細胞を作り肌ダメージを回復させます。

睡眠は「質」も大切です。その理由は深い睡眠にならないと成長ホルモンが十分に分泌されないからです。

体内時計を狂わせない規則正しい生活、毎日同じ時間に眠る、快適睡眠ケア、これが肌再生に欠かせない重要なファクターではないでしょうか。

ビタミンC誘導体とビタミンE誘導体はお肌に浸透しビタミンC、ビタミンEに変化して効果を発揮します。
しかしこれらの美容成分はお肌がダメージを受けていると、しっかりとお肌に浸透していかないことが分かっています。

トラネキサム酸で治療できる肝班

女性ホルモンの分泌過剰によって起こる肝斑といわれるシミは20歳~40歳に出来やすいといわれています。

目の周りや鼻の下によく見られ妊娠を契機に妊産婦や経産婦に多く見られる女性特有の症状です。

肝斑は紫外線によって広がったり濃くなったりしますので日光は出来るだけ避けるようにしてください。

トラネキサム酸を主成分とした内服薬治療が効果的といわれています。

しかし肝班は一度改善してもまた発症することがあります。

肝班治療薬のリスクは血栓症を発症したり便秘、吐き気、頭痛があると言われています。

皮膚科医に相談しながら内服薬を処方してもらいましょう。

保湿対策と美白の関係

美白対策の考え方として肌の保湿対策をやることがシミ対策において最も基本的な条件になります。

新陳代謝が適正に行なわれるためにはやはり肌の潤いが必要です。

敏感肌の人は特に保湿に気をつけましょう。

20歳をピークに肌の天然保湿成分であるセラミドヒアルロン酸は減少していき肌は乾燥状態になっていきます。

肌の潤いは3つの物質(皮脂、細胞間脂質、天然保湿因子)が角質層(角質細胞のすき間)に補給され皮膚の中の水分が保たれています。

エアコンによる室内の乾燥には十分に注意が必要です。

美白のためにボタニカル&オーガニック

植物療法はフィトテラピーと言われハーバリズムとアロマテラピーなどがあります。

植物の力を利用し人間の持つ自然治癒能力を引き出し、皮膚のトラブルを改善する療法です。

ハーブを使って健康を維持するハーバリズムは飲用、外用(湿布・足浴・手浴)などで日常生活に取り入れられています。

植物から抽出した精油エッセンシャルオイル)を用いた芳香療法をアロマテラピーといい、

身体や精神の不調を改善し美と健康のために役立ています。

エッセンシャルオイルは非常に分子が細かくマッサージによって皮膚から吸収されます。

乾燥肌やシワに有効だと言われています。

世界最強の美白力

究極の美白成分と言われるハイドロキノンはシミ(メラニン)の合成を強力に抑えます。

紫外線を浴びてメラニンが大量に生成され色素沈着を起こしシミとなります。

このメカニズムはチロシナーゼ酵素によるものでハイドロキノンがその働きをブロックしてくれるのです。

効果が高いのですが半面副作用の可能性もあるとの危険性も言われています。

濃度が高いと赤くはれ、白く抜ける白斑ができた…。

日本で販売されている化粧品では2%以下にハイドロキノン含有率を下げて副作用が出ないようにしているようです。

なので即効性を期待するよりコツコツと安全に使用したいものです。